老化や血行不良など、さまざまな理由で表れる目の下のたるみ。目の周囲のストレッチやマッサージなどによって徐々に改善することはできますが、急なおでかけやデートには間に合いませんね。そこで役立つのがすぐに隠せるメイク術です。
ここでは、たるみをカバーするアイメイクについてご紹介します。
目の下のたるみ隠しに必要なメイク道具
たるみをカバーするアイメイクをご説明する前に、必要なメイク道具をお伝えしましょう。使い慣れたものがあれば新たに買い足す必要はありません。
・保湿化粧品
乾いた目元はたるみやシワの原因になります。まずはスキンケアの段階できちんと保湿をしておきましょう。
・ファンデーションブラシ
たるみを隠すにはファンデーションの厚塗りはNG! ブラシを使うと自然な仕上がりになりますよ。
・スポンジ
ファンデーションの余分な油分を吸い取るために使います。三角柱になっているようなものを選び、角を利用して小鼻や細かい部位の油分を取っていきます。
・コンシーラー
目の下のたるみを隠すには不可欠なもの。明るい色のものが良いでしょう。
・ビューラー
意外にもたるみを隠す必須アイテム! 使い慣れたものを用意しましょう。
ハイライトを使って目の下のたるみを隠すメイク術
ハイライトとは、顔全体の立体感を演出するメイクです。肌に塗るファンデーションより明るめの色をハイライトとして目の下に入れることで、たるんで凹んだ部分をふっくらと立体的に見せることができます。
注意するポイントは、おでこと鼻の「Tゾーン」と頬骨の高い部分にもハイライトを入れること。
目の下のたるみにだけハイライトを入れると、そこだけが浮いて見えてしまいます。しかし、Tゾーンと頬骨にもハイライトを入れると顔全体が自然に明るく見えるのです。
ハイライトを入れたら、ブラシを使ってしっかりとぼかします。この時、一部分だけが明るくなり過ぎることのないように、顔全体のバランスを見ながらなじませましょう。
コンシーラーを使って目の下のたるみを隠すメイク術
コンシーラーとは、ファンデーションでは隠しきれないシミやくすみを隠すためのアイテム。目の下にコンシーラーを塗ることで、たるみをキレイにカバーすることができます。
コンシーラーの色はなるべく明るいものを選びましょう。光の反射によってたるみがより目立たなくなります。注意するポイントは、コンシーラーを厚く塗り過ぎないこと。厚く塗るとたるみの部分が余計に目立ってしまいます。
そして、コンシーラーでたるみを隠す場合、アイラインはしっかりと太目に描くようにしましょう。目じりに向かってやや上がり気味に描くとたるみが目立ちません。
さらにビューラーでまつ毛を立ち上げてマスカラを付ければ、周囲の視線は華やかな目元に行き、たるみはさらに目立たなくなります。ただし、目の周りは非常にデリケートです。色をなじませる際は、ブラシなどで強くこすって刺激を与え過ぎないように気を付けましょう。
目の下のたるみにはハイライトやコンシーラーを用いたアイメイクが効果的。しかし、メイクを落とした後はきちんとスキンケアを行い、たるみを作らない生活を送ることが大切です。