まつげエクステは自分のまつげにエクステンションを貼り付けて、まつげの量や長さを増やす施術です。自分のまつげの抜けや、エクステンションと自まつげを貼っている接着剤が剥がれることによって、まつげエクステの本数は減っていきます。
継続的かつ効果的にまつげエクステの美しさをキープするためには、減った部分にエクステンションを新たに追加したり、貼り直したりする必要があります。付ける手間を節約し、美しさをより長く持続させるためにも、まつげエクステの知識をつけて、上手にお手入れしましょう。
まつげエクステの原理
まつげエクステの施術は素人には少し難しく、自分で行おうとするとハードルが高いものですが、その原理はとても簡単です。もともとある自分のまつげに一本一本、エクステンションを貼っていくという、シンプルなものです。
自まつげの根元に、根元に接着剤を塗布したまつげエクステンションをピンセットなどの器具で沿わせるように貼り付けます。この時まぶたから少し離した位置につけます。まぶたに近すぎる位置にすると、動かすたびに違和感を覚えることがあるため、気になりやすい方は、あらかじめ施術前にサロンのスタッフに伝えましょう。
まつげエクステンションの持続時間
接着剤を塗布した小さな面だけで張り合わされているエクステンションですから、持続力には限りがあります。時が経てばそれが剥がれて取れることもあります。また、まつげにも毛周期があり、一定の期間で自まつげ自体も抜けていきます。
まつ毛の毛周期はおよそ2~3週間と短く、目で見た限りではそれが周期のいつに当たるかはわからないため、エクステをつけた毛がもっと早く抜けることも、もちろんあります。
まつげエクステの良い状態が続くのは、一般に3週間から1ヶ月ほどとなります。
まつげエクステは徐々に減っていく
毛周期でまつげが抜けるとは言え、一度にごっそりと抜けるわけではありません。違った周期のものがまちまちに並んでいるため、1ヶ月で急に激減することはありません。徐々に減っていき、だんだんとなんとなく寂しくなってきたな、と感じるようです。物足りない人はそれに合わせて、リペア(張り足し)をします。
まつげエクステの持ちはお手入れで決まる
まつげエクステの持ちは普段のお手入れと何気なくやっている仕草をセーブすることで、格段に良くなります。反対に、間違った取り扱いで剥がれやすくなり、一般の持続時間より短くなることもあります。
お手入れ方法で一番良くないのは、オイルクレンジングです。メイクオフをする時に使っていることが多いオイル系のクレンジング剤はエクステと自まつげの間に入り込み接着面を弱くします。
また、入浴時にも注意が必要です。普通の洗顔は問題ありませんが、目元を擦ることはできるだけ控えたほうが良いでしょう。入浴後は形を整えるためにもドライヤーを軽く当てておくと良いといいます。
目をこするのは当然ですが、寝る時に横向きやうつぶせに寝る癖がある人は知らないうちに枕や寝具でまつげを圧迫したり、擦ったりしている可能性があります。型崩れもそうしたことで起こります。
まつげエクステはいつものメイクを簡単に、そして美しい目元自在に演出できるアイテムです。日々の簡単なお手入れで、まつげエクステを長持ちさせてあげましょう。