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まつ毛エクステが原因で起こる可能性がある角膜炎とは

近年、若い世代を中心に「角膜炎」を患う方が増えているようです。カラコンやまつ毛エクステをしている人にも起こる可能性があるという「角膜炎」とは、一体どのような病気なのでしょうか?

角膜炎とはどんな病気?

「角膜」とは、私たちの眼球にある黒目の部分です。通常の角膜は涙に覆われており、細菌やウイルスが入り込むことはできません。もし何らかの理由で角膜に傷がついても、それが小さな傷であればすぐに治癒し、痛みも数時間ほどでひくでしょう。

しかし、角膜に深い傷がついたり、その傷から細菌やウイルスが侵入したりすると炎症を起こし、痛みや異物感などの症状が現れます。これが「角膜炎」です。

角膜炎になる主な原因は、物理的な刺激による外傷や、ドライアイなどの乾燥によるもの。
強く目をこすったり、重度のドライアイなのに目薬をささなかったりすると、角膜に傷がつき、角膜炎になるリスクが上がります。治療が遅れると視力低下を起こすほか、最悪の場合は失明する危険性もある恐ろしい病気なのです。

まつ毛エクステは角膜炎の原因になるの?

では、今や定番アイメイクとなったまつ毛エクステが角膜炎を招いてしまうことはあるのでしょうか?

角膜に傷をつける可能性として考えられるのは、下記の3パターンです。

・まつ毛エクステを自まつ毛に固定するグルー(接着剤)が汗や洗顔などの影響で溶け出して目に入ってしまう。
・まつ毛エクステを自まつ毛に装着する際に使うツイーザーやテープが直接眼球に触れてしまう。
・まつ毛エクステは私たちの自まつ毛よりも硬くて太いため、抜けて目に入ったときに角膜にダメージを与えやすい。

これらが原因となって角膜に傷がつけば、角膜炎を発症する可能性はあります。

ただし、これはあくまで“可能性がある”ということ。「まつ毛エクステをすると角膜炎になりやすい」というわけではありませんのでご注意ください。

こんな症状が出てきたら要注意!

角膜にはたくさんの知覚神経が集まっているため、ひとたび炎症を起こすとさまざまな症状が現れます。以下に代表的なものを挙げてみます。

・目の異物感(ショボショボ、ゴロゴロ)
・目が開けられないほどの激しい痛み
・白目の充血
・異常なまぶしさ
・多量の涙が出る
・多量の目やにが出る
・視力の低下

※ほとんどの場合、症状が現れるのはどちらか一方の目のみ。両目が同時に角膜炎を発症することはまずありません。

上記のような症状が現れて1日経っても治らない場合は、角膜炎を患っている可能性があります。目は私たちにとってかけがえのない器官のひとつ。失明という最悪の状況を回避するためにも、早めに眼科を受診することをおすすめします。

角膜の傷が原因となって起こる角膜炎は、誰でもかかる可能性のある身近な病気です。目に違和感を覚えたときは、放置せずに早めに眼科へ行きましょう。

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