まつげエクステはつけたいけれど、できれば自まつげのようなナチュラルさを残したい。このようなまつげエクステを希望する場合には、施術を受ける際にどんなことに気をつければ良いのでしょう?
まつげエクステをナチュラルに見せるおすすめオーダーを伝授します。
「本数を減らす」はNG! ある程度の本数は必要
まつげエクステをナチュラルに仕上げたいと思ったときには、まず本数を減らすことを考えますが、むやみに本数を減らすことは逆効果になる場合があります。本数が少ないことで、エクステを「つけている感」がより協調され、不自然な印象を与えてしまうからです。
まつげエクステをナチュラルに見せるためには適切な本数があります。人間のまつげは両方の目で200本ほど生えています。まつげエクステをほどよくなじませるためには、本来のまつげの1/2〜2/3程度の本数をつけるのが適切と言われています。
つまり、両目で片方の目に50本ずつ、両目で100本程度のエクステをつけるのが、エクステをナチュラルにみせるポイントです。
両目で100本ほどのエクステをつけると、ちょうどマスカラを重ね塗りした程度のボリューム感と、目力が生まれます。顔全体の印象をパッと華やかにしつつ、やり過ぎた感じもなく、ほどよい仕上がりを手に入れることができます。
エクステの本数を150本、200本にすると、目力はアップしますが、素顔に馴染みにくく、ナチュラルさからは程遠くなってしまいます。まつげエクステでナチュラルな仕上がりを目指すのであれば、両目で100本程度がベストです。
カールは弱めの「Cカール」か「Jカール」で
希望のエクステ本数が決定したら、次はどんなカールのエクステを選ぶかがポイントになってきます。まつげエクステには、カールが弱い順から「Jカール」、「Cカール」、「Dカール」などがあり、それぞれカールによって仕上がりの印象が大きく違ってきます。
ナチュラルな印象に仕上げたいなら、強いカールのエクステは避けるべきです。控えめカールの「Jカール」や、「Cカール」を選ぶのが正解。
カールが強いエクステは、カールが強いために装着後のお手入れを慎重に行わないと、取れやすくなってしまうこともあります。ナチュラルな仕上がりという点はもちろんですが、カールが弱いものは、お手入れのしやすさもメリットと言えます。
ナチュラルにこだわるなら、毛質はセーブルを
まつげエクステの本数、カールを決めたら、最後はエクステの毛質を決定します。通常、まつげエクステは「シルクエクステ」、「ミンクエクステ」、「セーブルエクステ」の3つの毛質に分けられ、「シルク」<「ミンク」<「セーブル」の順に価格が上がっていきます。
シルクエクステは、リーズナブルな価格と固めの毛質が特徴。もちはやや劣りますが、目元の印象を強める効果が高いエクステです。
ミンクエクステは、シルクよりやわらかい毛質で、軽い着用感から自まつげへの負担が軽いのが特徴です。よりナチュラルでマットな仕上がりを求める方におすすめできる毛質となっています。
セーブルエクステは、上記2種に比べて最も本来のまつげに近く、自然な仕上がりになる、高級まつげエクステ。ナチュラルさを求めたり、シルクやミンクのエクステでごわつきを感じた人にはおすすめのタイプです。
さらに、太さ0.15mmと細めのエクステを選ぶことで、「つけてる感」のある不自然な目元になるのを回避することができます。
まつげエクステでナチュラルな印象を演出したいなら、「0.15mmのJカールもしくはCカールで、セーブルのエクステを、両目で100本」とオーダーしてみてください。